研修医の暇つぶし

ここを心のキャンプ地とする

オタクの難儀な性格とアイドルの疑似恋愛商売

オタクというものはなぜか難儀な性格をしているものなのですが、かく言う私もオタクとして昔から一つだけ譲れない考えがあります。今日はそのことをつらつらと書いていきたいと思います。

 

私は昔からアニメオタクでアニメの女の子をみて育ってきました。昔はオタクといえばアイドルオタクもアニメオタクもカードゲームオタクも同じオタクにされていたので、オタクなんだしアイドルも見てみようと思って何度かチャレンジしたことがありました。

しかしどうしてもアイドルは好きになることはできず、何ならそれが好きな人とも話が合わないなと感じることが多かったのです。

その本質はというと、疑似恋愛を商売にしながら自分たちは自由恋愛をしていることがどうしても許せなかったからなんですよね。

 

今はアイドルだって可愛い女の子だから恋愛くらいする。バレないようにしているんだからいいだろと言う考えが主流だと思います。

しかしオタクは恋愛のキャパシティーをアイドルに捧げることで熱中し、お金をかけるようになります。昔芸能人がどこかで言っていましたがオタクは日本中ライブとあらばどこにでも駆けつけてくれて自分のことを肯定してくれる稀有な存在だと私は思います。タバコを吸ってようが、部屋が汚かろうが、ギャンブル中毒だって肯定してくれる彼氏なんてこの世にいないわけですからそんな人たちに囲まれているアイドルは恵まれていると感じます。

なんでもありの中で唯一禁忌なのが恋愛なわけです。恋愛するならアイドル引退してからやればいいのになぜ現役でそれをするのか私には理解できません。

アイドルにハマってなくても元々オタクに彼女はできないんだから関係ないだろという指摘(確かに彼女はできない)もありますが、問題なのは彼女ができるできないではなくそのものを商売にしている職種が恋愛をしているということなのです。それは教師が生徒をいじめているとかパトカーが煽り運転しているとかのレベルではないでしょうか。

またオタクは恋愛できると思って推してないよ!単純に応援しているだけ!という意見もありますが、その人だっていざアイドルと付き合える状態になったら付き合うでしょうし、実際に彼氏がいたと発覚したアイドルは確実に人気を落としています。

つまりどこまで行ってもアイドルは現実で恋愛がうまくいかない人または恋愛感情を必要としていない人から恋愛感情を引き出し、それを人気に変える商売なわけです。

ちなみに私はVtuberとか声優はアイドルとアニメの両価性を持っていると思います。ですのでアイドルほど嫌悪感は少ないのですが、最近はどちらもアイドル性が強いというか、中身の人間感が強いことがウケるようでそういうスタイルが人気のイメージです。そのためVtuberとか声優もよく熱愛で炎上してますよね。これらも恋愛商売化してきているんだと思います。

男女の友情は成立しないように、相手がいる以上恋愛なしの推しというものは存在しないんだと思います。

ですので自分の彼女には絶対ならないが、その代わり誰かの彼女にもならないアニメキャラが好きだったんだと思いますし、これからもそうだと思う次第です。